かねてより製作がアナウンスされていた「ハン・ソロ(正式タイトル未定)」のキャスト、スタッフの写真がスターウォーズの公式サイトで公開されています。
「ローグ・ワン」同様、本体のスターウォーズシリーズから派生した映画で、エピソード4「新たなる希望」以前のハン・ソロとチューバッカの冒険が題材。エピソード5、6で登場したランド・カルリシアンとの出会いなどもあるようです。
写真に写っているのは、左下がクリストファー・ミラー(共同監督)、左上のおっさんがウディ・ハレルソン、そこから右へ順番に、フォーブ・ウォルターブリッジ、アルデン・エーレンライク(ハン・ソロ)、エミリア・クラーク、ヨーナス・スオタモ(チューバッカ)、フィル・ロード(共同監督)、ドナルド・グローバー(ランド・カルリシアン)。
監督のフィル・ロード(Phil Lord)とクリストファー・ミラー(Christopher Miller)はアニメーション「LEGO(R) ムービー」を監督したコンビ。
若い頃のハン・ソロを演じるアルデン・エーレンライク(Alden Ehrenreich)は「ブルー・ジャスミン」でジャスミン(ケイト・ブランシェット)の義理の息子を演ってた俳優。あと、「ヘイル、シーザー!」にも出ている。
ヨーナス・スオタモ(Joonas Suotamo)は慎重2m超のバスケットボール選手兼俳優。「スターウォーズ フォースの覚醒」ではチューバッカ役のバックアップ(ボディ・ダブル)だったがこの映画では昇格してキャスティングされている。
ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)は俳優兼コメディアン兼ラッパーという変わった人。映画では「オデッセイ」で科学者役を演っていたというが記憶にない。
ウディ・ハレルソン(Woody Harrelson)は悪役専門の脇役という人で出演作は多いが、あまり観ていない。「ノーカントリー」に賞金稼ぎ役で出ていたのをなんとなく憶えているくらい。この映画では「ガリス・シュライク(Garris Shrike)」という役になっているが、Wookieepediaによるとハン・ソロの育ての親でバウンティハンターらしい。
ヒロイン役と思われるが役名が決まっていないのがエミリア・クラーク(Emilia Clarke)。映画への出演はまだ少なく「ターミネーター:新起動/ジェニシス」でのサラ・コナー役しか観ていないが、人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の主役なので、アメリカではこの映画の出演者の中で一番知られている俳優かもしれない。
アメリカでの公開は2018年5月25日予定となっているので、撮影が順調に進めば来年に日本でも観れるはず。ルーカスフィルムがディズニーに買収された最初のスターウォーズ映画「フォースの覚醒」にはがっかりしたが、「ローグ・ワン」は良かったので、この映画にも期待。しかし、ルーカスフィルムでは本編の続編の製作も危うかったのが、スピンオフを連続して製作できるようになるとはさすが巨大資本ディズニー。