おすすめ度
キット ♤ 3.5 ★★★☆
アイラ ♡ 3.0 ★★★
トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズ第6作。3つのプルトニウムが盗まれ、その回収がイーサン・ハントたちの今回のミッション。だが回収目前で何者かにプルトニウムを奪われ、背後に「アポストル」なる組織が関与していることがわかる。手がかりはジョン・ラークという男。ラークが接触するというホワイト・ウィドウを手がかりにすべく、彼女に近づくイーサンらのもとへCIAがウォーカーというエージェントを送り込んでくる。ウォーカーを伴い、ミッション遂行へ動き出したイーサンたちだったが…。トム・クルーズは本作でもさまざまなスタントに挑戦。自らヘリコプターの操縦を習い、アクロバット飛行など危険なスタントに挑んでいる。シリーズを通して共演するサイモン・ペッグ、ビング・レイムス、前作から登場したレベッカ・ファーガソンのほか、ウォーカー役には『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カビル。
言いたい放題
キット♤ トム・クルーズ主演の『ミッション・インポッシブル』シリーズの6作目。147分と最近の映画としては長いけど、全編アクションてんこ盛り。しかもクルーズはいつものようにスタントマンを使わずに自分でスタントをこなしている。映画自体はスパイアクションもので娯楽に徹したものやけど、ここまで徹底してシリーズを重ねてくるとそれなりの貫禄がでてくるというもの。タイプは異なるけど『007シリーズ』に匹敵する境地に近づきつつあるような気がする。
アイラ♡ 好きな人は大好きなんやろうね。でも私はちょっと低め評価にしました。トム・クルーズがスタントなしで挑むというアクションが売りなのは間違いないし、実際それぞれのシーンは丁寧に作られてると思う。けどアクションに新味があるかといえばそうでもなく、そのわりに筋がわかりにくくてちょっと眠かったよ~。もうネタ尽きたんちゃう?
♤ 高空からのスカイダイビング、トイレでの格闘、バイクでのパリ市内の逆走、同じくしょぼいBMWでのカーチェイス、カシミール山中でのヘリコプターの空中戦などこれでもかというくらいアクションの連続でそれぞれの質が高いやろ。それに加えて、ロンドンの屋根の上をひたすら走るシーンも圧巻やったやろ。隣のビルへ飛び移るシーンの撮影では壁に足を打ち付けて骨折しても走り続けたというからすごいな。
♤ たしかに突っ込みたくなるところは多々あって、映画の初めの方でプルトニウムの取引相手に成り代わるためにパリのパーティ会場へ潜入する際に、成層圏近い高度の飛行機からダイブするところ。屋根に着地してめちゃくちゃ目立ってる。これで見つからんくらいやったら、普通に地上から建物へ入っていったらええやんと誰もが思ったはず。でも、そういう些細なことは忘れて、とりあえず楽しもうや。
♤ あと、相棒のベンジー(サイモン・ペッグ)、ルーサー(ビング・レイムス)、MI5のエージェントのイルサ(レベッカ・ファーガソン)は前作ローグ・ネイションから続いての出演で、前作を見ていなくても十分楽しめる。でも登場人物や組織が入り交じるので、ついていくのはちょっとしんどいかもしれないな。
予告編
スタッフ
監督 | クリストファー・マッカリー |
原作 | ブルース・ゲラー |
脚本 | クリストファー・マッカリー |
キャスト
トム・クルーズ | イーサン・ハント |
ヘンリー・カビル | オーガスト・ウォーカー |
ビング・レイムス | ルーサー・スティッケル |
サイモン・ペッグ | ベンジー・ダン |
レベッカ・ファーガソン | イルサ・ファウスト |
ショーン・ハリス | ソロモン・レーン |
アンジェラ・バセット | エリカ・スローン |
バネッサ・カービー | ホワイト・ウィドウ |
ウェス・ベントリー | パトリック |
フレデリック・シュミット | ゾラ |
ミシェル・モナハン | ジュリア・リード |
アレック・ボールドウィン | アラン・ハンリー |