レビュー

キングスマン ゴールデン・サークル(Kingsman: The Golden Circle)

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おすすめ度

Kingsman The Golden Circleキット ♤ 3.5 ★★★☆
アイラ ♡ 3.5 ★★★☆

大ヒットしたイギリスのスパイアクション映画『キングスマン』の続編。ロンドンはサヴィルロー・ストリートにあるスパイ組織キングスマンの拠点が、ゴールデン・サークルという謎の組織に攻撃されて壊滅。一人前のエージェントに成長したエグジーと教官のマーリンだけが残された。2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求め、敵に立ち向かっていく・・・。前作からのキャストに加え、アメリカ側のメンバーとしてチャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリーが参加。ゴールデン・サークルのボスにジュリアン・ムーア。囚われのエンターテイナーにエルトン・ジョンもゲスト出演。監督は前作に続き、『キック・アス』のマシュー・ヴォーン。

 

言いたい放題

アイラ♡ イギリス映画にはスパイ映画の系譜があって、なかでも娯楽性の高いのが『007』シリーズなわけやけど、もちろんコメディではない。シリーズ化されたっこの『キングスマン』は、バカバカしさでも荒唐無稽さでもそのはるか上を行くよね。だいぶお下劣やし。

キット♤ それを当たり前のようにしゃあしゃあと進めていくところが持ち味。

♡ あほらしく皮肉の効いたイギリス流の笑いで貫かれてるうえ、不謹慎さも前回同様に満開。でも映像はスタイリッシュ。好きな世界やね。実名でゲスト出演しているエルトン・ジョンも、そこを大いに愉しんでいる様子で。

♤ 前作では、コリン・ファース演じる主要キャラのハリーがあっさり死んでしまって驚いたけど、そのため続編は作りにくかったはず。でも監督、制作、脚本を手掛けるマシュー・ヴォーンはそんなことにめげることなく、銃弾で破壊された脳でも再生させてしまうハイテク治療技術があったという取って付けた話でコリン・ファースを再登場させる。しかも、この治療では後遺症が残るということにして、それで話を膨らませるところは如才ないな。

♡ 目を楽しませてもらったのは、敵方ボスのポピー(ジュリアン・ムーア)が拠点をすべて60年代風にポップに作っているところ。自宅はアメリカン・ダイナー風(凶悪な挽肉機を設置)やし。エルトン・ジョンを誘拐してるのも笑った。そういえば、彼女の凶暴な飼い犬ロボットたちの名前が「ベニー」と「ジェット」。エルトンの “Bennie and the Jets” から来ているのは一目瞭然ね。

♤ 酒場ので乱闘シーンのお約束(ただしアメリカバージョン)や、閉じ込められた部屋がプールのようになるところなど、前作を観ているとニヤリとする場面も用意されている。悪者側の手下がバサバサと殺されるのも同じ。ただ前作では人の頭が破裂して殺されるところをコミカルに見せることで、見苦しさを回避してたけど、今作ではかなりグロテスクになってしまってた。

♡ 俳優陣はとにかく豪華やったね。

♤ イギリス側は前回からのコリン・ファース、タロン・エガートン、マーク・ストロングなど、みなさん今回も達者。タロン・エガートンも、紳士然としたキャラとあんちゃんキャラを使い分けてGJ! アメリカ人俳優も大勢出ていて、特にチャニング・テイタムには期待してたんやけど、今回はちょっと中途半端な役。次作への伏線かな? あと、クレジットは他の俳優に比べて小さいけど、ペドロ・パスカルがアクションを含めて頑張っていた印象。

♡ 女性陣では、敵側のボスのジュリアン・ムーアも相当クレイジーなキャラではあったけど、もう少し凶悪な強さがあればよかったかなぁ。ハル・ベリーにいたってはもったいないほどの使い方。これも次作以降で化けてくるかなという気がする。

♤ よかったけど、強いていうと前作を超えられなかったという印象ではあるな。

 

予告編

スタッフ

監督 マシュー・ヴォーン
原作 マーク・ミラー
デイブ・ギボンズ

 

キャスト

コリン・ファース ハリー
ジュリアン・ムーア ポピー
タロン・エガートン エグジー
マーク・ストロング マーリン
ハル・ベリー ジンジャー
エルトン・ジョン エルトン・ジョン
チャニング・テイタム テキーラ
ジェフ・ブリッジス シャンパン
ソフィー・クックソン ロキシー
ペドロ・パスカル ウイスキー
エドワード・ホルクロフト チャーリー

 

レクタングル336

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