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ステーヴン・キング原作、映画『ダーク・タワー』のポスターがリーク

投稿日:2017年3月20日 更新日:

1年前の映画化が発表以来消息が無かった「ダーク・タワー」の映画ポスターがネットにリークされた。このポスターについてはステーヴン・キング自身が認めたらしいので、どうやら本物。

「ダーク・タワー」とは?

多作で知られる作家ステーヴン・キングの作品の中でも、彼のライフワークとされる長編小説。キングが学生時代に書き始めたもののその後中断、約30年の歳月を経て2004年完成している。この間にキングが書いた、「呪われた町」、「アトランティスのこころ」、「タリスマン」などの多くの小説の登場人物が「ダーク・タワー」にもカメオのように登場したり、善と悪との超自然的な力の対立の概念が共有されるなどキングの集大成といえる作品。

映画化について

2006年3月にソニー・ピクチャーズ制作で映画化されることが発表された。監督はニコライ・アーセル、主人公の「ローランド」には「フレンチ・ラン」のイドリス・エルバ、敵役「黒衣の男」には「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーがキャスティングされている。発表当時は2017年1月全米公開が予定されていたが、予定通りに公開されず頓挫したのではないかと心配されていた。今回、ポスターが公開されたことで予定よりも遅れながらも制作されていることが分かってファンは胸をなでおろしているのではないだろうか。
一方で、映画の詳細は明らかになっていない。なにせ、原作が全7部におよぶ大作なので2時間枠の映画一本に押し込めるには無理がある。「スターウォーズ」や「指輪物語」のようにいくつかに分割して映画化が妥当なところと思うが、現時点では分からない。

映画ポスター

リークされたポスターは、マンハッタンのエンパイヤステートビルが見える通りを天地逆にした構図。一番下に並んでいる2人は「ローランド」と彼と共に旅をする少年「ジェイク」と思われる。ローランドは両手に拳銃を下げている。摩天楼が上下逆になるような場面は原作にはないが、「ダーク・タワー」でも使われるパラレルワールドの概念をイメージしたものかもしれない。そして、空の白く見える部分が2人が向かう先にそびえ立つ「ダーク・タワー」の白黒反転と見た。

横書きの映画タイトルの脇には、主演のはイドリス・エルバとマシュー・マコノヒーの名前が見える。そして右下には「JULY 28」の日付が入っている。まさか、2018年7月じゃないよね。

映画「ダーク・タワー」のポスター

Source: Sony Pictures

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-よもやま

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